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ハリギリ:樹皮 [▲樹木]

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【撮影:2011年3月28日】28 March 2011
Kalopanax pictus
bark

成木〜老木。樹皮。

幹径30cm=300mmほどでした(胸の高さの幹径)。
高さは5m以上あり,正確な高さは不明。

特徴のある樹皮ですが,コナラやクヌギのある里山の雑木林では,ハリギリの個体数が多くないために見逃されがちです。
(私もこれほどの成木が5個体ほど広くない雑木林にあることになかなか気づかず)
実生(幼苗)は林床でよく見られます。


_DSC6084-88.jpg
【撮影:2011年3月28日】28 March 2011
Kalopanax pictus
Leaves

成木を探すヒントになるのが,落ち葉です。
ハリギリの落ち葉は目立ちます。
周囲の枯れ葉が濃いベージュや茶色系の中で,白っぽい大きなモミジのような葉を見つけたら,
空を仰いでみます。

葉柄がかなり長く,ちょっとした小枝くらいの頑丈さなので,春先でも地表に残っています。


_DSC5895-88.jpg
【撮影:2011年2月22日】22 Feb. 2011
Kalopanax pictus
bark

幹径20cm=200mmほどでした(胸の高さの幹径)。
高さは5m以上で,正確な高さは不明。

上にあげた個体と同じ雑木林にあるハリギリ。
まだ成長しそうな成木でした。


_DSC5898-88.jpg
【撮影:2011年2月22日】22 Feb. 2011
Kalopanax pictus
Leaves

こちらも樹の根元周辺には白いハリギリの落ち葉がたくさん。

☆ハリギリは千葉で普通に見られます。
実生幼木もかなり多く,幹径が20cm以上の高木もかなりあります。
東北地方ではハリギリの若い芽を好んで食べる地域もあるそうですが,千葉では幸いにも見向きもされません。
別名「センノキ」は,家具材として使用する際の呼称のようです。

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〈了〉


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