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イヌザクラ:果実 [▲樹木]

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【撮影:2015年6月22日】22 June 2015
Padus buergeriana
Laurocerasus buergeriana -->synonym

Fruits

熟し始めた果実。
緑色からオレンジ色に変わってきています。
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【撮影:2015年7月19日】19 July 2015
Padus buergeriana
Laurocerasus buergeriana -->synonym

Fruits

赤く熟してきた果実。
赤い果実がさらに熟すと黒くなるようです。

☆イヌザクラ自体は定点観察していますが,高木で樹上に咲く花は間近で観察できない個体が4個体,逆に幼木で開花に至らない個体が多数,という状況でした。
今年,高くない枝で開花するイヌザクラの個体に出会えて,うれしく思いました。
出会った時期は,開花期が終わって結実し始めている状態でした。花は来年撮影します。

☆よく比較されるウワミズザクラとの違いはいろいろありますが,確実なのは冬芽(イヌザクラは美冬芽の代表で,紅色でつやつやしている)だと思います。
冬芽以外の相違点をあげてみます。

◆ウワミズザクラとの比較ポイント:葉
イヌザクラ:葉の縁は波打つような形で,鋸歯は目立たない。
ウワミズザクラ:鋸歯は鋭くとがっている。葉の表面が鍛え上げた腹筋のように盛り上がって見える。

◆ウワミズザクラとの比較ポイント:花が付く枝
イヌザクラ:花序の下に葉は付かない。花序は前年の枝から出ている。
ウワミズザクラ:花序の下に数枚の葉が付く。花序は今年伸びた新枝に付く。

◆ウワミズザクラとの比較ポイント:果実期
イヌザクラ:萼片が残っている(果実の受け皿となっている部分に萼片の名残がある)。
ウワミズザクラ:萼片は残っていない(果実の受け皿となっている部分が円形で何も付いていない)。

☆イヌザクラはなかなか花を観察できないのですが,今回果実を観察できて,ウワミズザクラとの違いもわかりました。
イヌザクラの果実には萼片が残っていました。
ただ,私には,「萼片」よりも,雄しべの残骸の方が目に入り,特徴的だと感じられました。
この記事の画像,3枚目に,濃い赤の細長い付属物が見えます。これが雄しべの残骸だと思われるものです。
※雄しべの残骸が見やすい画像は,別記事(イヌザクラ:果実(未熟))を参照願います。

★本ブログにあるイヌザクラに関する記事★
イヌザクラ:果実(未熟)
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2015-08-15

★本ブログにあるウワミズザクラに関する記事(比較用)★
ウワミズザクラ:果実
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2015-08-11

〈了〉