【2010年6月22日】
Castanea crenata

毎年小さな実をたくさんつけてくれる株で,おそらく,古来よりある種(しゅ)だと思われます。
独特の香りがありますが,なぜか山のクリはさほどイヤなニオイはしません。
とはいえ,虫の来訪は多く,この日もアリの他に,甲虫やスズメバチが来ていました。



【2010年6月24日】
Castanea crenata

花穂の枝もとにある,トゲトゲが頭に着いた丸いものが,雌花=クリの実になる部分。
雌花の先にふさふさと雄しべをだしているのが雄花。
雄花が咲き終わると,雌花のあるあたりで離層(りそう)ができるらしく,雄花は花穂ごととれて落ちてしまいます。



【2010年6月24日】
Castanea crenata

雌花部分。
下部・緑色の部分がイガのトゲトゲになる?
てっぺんの白い針状のものが雌しべ? 栗の実のてっぺんに残る毛みたいな部分。