【2011年01月15日】
Callicarpa dichotoma
側芽。

頂芽はありません(春から夏にかけて葉が展開する直前に頂芽らしきものは確認できます)。
コムラサキは枝先が枯れ落ちる性質のせいか,落葉後に頂芽は確認できていません(私の観察範囲で)。
数枚の芽鱗(がりん)に守られた側芽があります。
直径は2-3mm程度と小さいものです。
細い枝の側芽は,直径1mm程度で,かなり小さいものです。
(ルーペで見ないと芽鱗はわかりにくく,肉眼ではただの丸いゴミのようにしか見えません)

コムラサキは千葉県内で自生していないとされています。
この画像は,千葉市内の公園に植栽されている個体です。



【2011年01月15日】
コムラサキ(左)とムラサキシキブ(右)の側芽の比較

形状,大きさが違います。

☆ムラサキシキブの冬芽については別記事↓を参照願います。
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2011-01-15-1

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〈了〉