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ムラサキシキブ:冬芽 [▲樹木]

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【撮影:2011年01月15日】
15 Jan. 2011
Callicarpa japonica
頂芽
Buds (terminal bud)


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【撮影:2011年01月15日】
15 Jan. 2011
Callicarpa japonica
側芽
Buds (lateral bud)

ムラサキシキブは,千葉の里山や雑木林にごく普通に見られる種(しゅ)です。
(千葉県南部では,オオムラサキシキブ"Callicarpa japonica var. luxurians"も自生しており,両者の性質を併せ持つ個体が千葉県内では多く見られます。ムラサキシキブの典型個体は千葉県内に少ないと言われています)

裸芽(らが)と言われる冬芽です。
葉脈が見えていて,葉っぱがそのまま小さくなったような感じです。
このミニ葉っぱを冬の寒さや乾燥から保護する芽鱗(がりん)はありません。

★ムラサキシキブはコムラサキとは違う種(しゅ)です★
庭や公園に植栽される紫色の小さな実をたわわに付ける低木は,コムラサキ"Callicarpa dichotoma"です。
販売業者はコムラサキを「ムラサキシキブ」,「コシキブ」,「コバムラサキシキブ」といった流通名で扱っていますので,混同されているのが現状です。

☆コムラサキの冬芽については別記事を参照願います。

https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2011-01-15-2

*ほか,ムラサキシキブに関連する記事は,記事最後のタグ[ムラサキシキブ]をクリックすると記事タイトルがリストアップされます。

〈了〉


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