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植物のスキャンデータ-03 [◆里山の風景]

※2008年12月,寒中見舞い用に作成した植物スキャンデータです。
※千葉県自生ではない植物も含まれています。植栽の草本もあります。

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【2008年12月3日】3 Dec. 2008

〈素材〉(左上から右下へ向かって列挙)
サネカズラ(赤い葉・葉裏)
ヤマアジサイ園芸種(白い装飾花・夏に咲いたものが枯れ残っている)
ツタ(赤い,小さな,鋸歯のある葉)
テイカカズラ(赤い全縁の葉,細長いさや,白い冠毛を持つ細く短い種子)
ジャノヒゲ(常緑緑色の細長い葉と藍色の球形の実)
ヤブコウジ(赤い実,鋸歯縁の葉)
メギ(オレンジ色の葉,トゲのある枝)


☆「植物のスキャンデータ-03」は,各アイテムを個別にスキャンし,Photoshop上で統合しました。
スキャナ上で配置を考えて苦労してスキャンするよりも,各アイテムがしっかりスキャンできるという利点があります。
様々なアイテムを一度にスキャンする場合には,それぞれの厚みが異なるので同じ条件でスキャンすると光量が足りない部分が出てきます(これもまた味があっていいと思います)。

☆植物のスキャン
背景を黒くしたい場合:スキャナのある環境を暗くして,ふたをせずにスキャンします(夜,灯りをつけずに作業)。
背景を白くしたい場合:ふたをしてスキャンします。厚みがあるものをスキャンするときには,割り箸などをふたと本体の間にかませて,少しすき間をつくります。

植物標本として記録する場合は,背景を白くしますが,白い冠毛のある種子などは黒い背景にしています。
黒い背景のデータにしておくと,Photoshopで切り抜き作業もしやすいという利点があります。

植物のスキャンデータ-02 [◆里山の風景]

※2008年12月,寒中見舞い用に作成した植物スキャンデータです。
※千葉県自生ではない植物も含まれています。植栽の草本もあります。

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【2008年12月3日】3 Dec. 2008

〈素材〉(左上から右下へ向かって列挙)
ヘラノキ(黄色い葉)
サネカズラ(赤い葉)
ミズナラ(赤みがかった黄緑色の葉)
クサレダマ(細く茶色い茎に小さな球形の実)
アオツヅラフジ(黒藍色の房状の実)
コクサギ(茶色い実)
コシオガマ(くちばし形の茶色い実)
ジャノヒゲ(常緑緑色の細長い葉と藍色の球形の実)


☆2008年の12月初旬,千葉ではコシオガマがすでに茶色く枯れ落ち,実がしっかり結実していました。
今年,2011年はいまだに青々としたコシオガマが残っており,開花株すらあります。
一方,ヘラノキなどは黄色く紅葉する間もなく,とっくに葉を落としています。
ジャノヒゲは毎年変わらず,もさもさとした葉をかき分けた中に藍色の実をたくさんつけています。

植物のスキャンデータ-01 [◆里山の風景]

※2008年12月,寒中見舞い用に作成した植物スキャンデータです。
※千葉県自生ではない植物も含まれています。

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【2008年12月3日】3 Dec. 2008

〈素材〉
ヤブコウジ(赤い実)
アオツヅラフジ(藍色の実)
シナノキ(黄色い葉)
ダイモンジソウ(白い花)
ツルウメモドキ(黄色っぽい実)
ヤマアジサイ園芸種(赤みがかった装飾花)
コクサギ(茶色い実)
ムラサキシキブ(紫色の小さい実)


☆2008年の12月初旬に千葉ではシナノキ(植栽)が黄色に染まり,葉柄は赤く,コントラストが美しかったのですが,今年,2011年はあまりきれいに黄色くもならずに茶色く枯れ落ちています。
2011年10月の台風でケヤキなども同じように葉が茶色になっていました。

落花生:成長中 [◆里山の風景]

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【2011年7月17日】17 July 2011

空梅雨となった2011年。
梅雨明け後もまったく雨が降っていませんが,落花生畑では順調に生育しているようです。

タグ:落花生畑

雑木林のヤマザクラ [◆里山の風景]

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【撮影:2011年4月20日】20 April 2011

1枚目:遠くからも目立つえんじ色の新葉。
2枚目:密集。
3枚目:雑木林の反対側は大規模造成地。わずかに残された雑木林にヤマザクラあり。

千葉県中央部付近には,純粋なヤマザクラはほとんど無いようです。
毎年純正ヤマザクラを探し歩くのですが,ほとんどはオオシマザクラとの交雑種です。
オオシマザクラの特徴が強く出ている,白い花弁と赤みの少ない緑色の葉と萼の個体と,
この写真にあるようにヤマザクラを思わせる風情の個体があります。

ヤマザクラ風情の個体については,別に記事をアップします。


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【撮影:2008年4月9日】9 April 2008

雑木林の中を歩いていると,地面に散り落ちている花弁でヤマザクラの存在がわかります。
たいていは大木で,手が届く高さには枝がありません。

たまに,鳥が花を食い散らかしたのか,花枝ごと落ちていることがあり,これを拾って花の観察をしています。

林の中の畑 [◆里山の風景]

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【撮影:2010年12月29日】

谷津田や放棄された谷を歩き回っていたら,林の中で手入れがなされている小規模の畑に出ました。
周囲の杉林や雑木林にもほどよく手が入っていました。

畑の横に,朽ち果てたクヌギかコナラ? の老木にカラスウリが絡みついていました。
静かなのだけど,きちんと人間の手が入っている畑と,朽ちた樹が,いっしょに存在していて不思議な空間でした。

おじゃましました 地主さん。
来年もこの畑を続けられますように。
タグ:里山

落花生の収穫 [◆里山の風景]

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【撮影:2010年11月11日】
落花生収穫後の「わらぼっち」
引き抜いた落花生を枝ごと積み上げて,自然乾燥させています。
(落花生は地中に結実)

千葉県の中央部付近は,国内でも有数の落花生生産地域だそうです。
秋に歩き回っていると,「わらぼっち」があちこちで見られます。

ここ1-2年は,画像のような「わら帽子のわらぼっち」が多くなっています。
以前は,わらではなく青いビニルシートをかぶせているわらぼっちが多く見られました。
実際の農作業ではどちらがよいのだろうか,と考えると,見た目だけで「わらがいい」とは言えないものです。

谷津田(やつだ) [◆里山の風景]

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【撮影:2010年6月29日】

梅雨時の水田です。
千葉では,低い山に囲まれた小規模な谷に水田が作られている地域がそこかしこにあります。
「谷津田(やつだ)」と言っています。
「谷戸(やと)」という言い方もされています。

この地域も,水田が放置され,セイタカアワダチソウが林立するアシ原となっている区画が多くなっています。

タグ:谷津田
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