【2011年6月14日】
14 June 2011
Tilia japonica
Flowers (and buds)
Bombus ardens (male)
(コマルハナバチ:オス)
シナノキ(植栽)の花に集まる,コマルハナバチ(オス)です。
コマルハナバチのオスは,東京など一部の地域で「らいぽん」と呼ばれているようで,「刺さないハチ」で有名だそうです。
今年,2011年のシナノキの花数は多く,昨夏2010年の猛暑の影響だと思われます。
【2011年6月14日】
14 June 2011
Tilia japonica
Flowers (and buds)
Bombus ardens (female)
(コマルハナバチ:メス)
このシナノキに集まっていた,コマルハナバチのメス(黒い)は100匹ほどでしょうか。
一方,コマルハナバチのオス(黄色い)は30匹ほどでした。
☆シナノキの花の大きさ(コマルハナバチの大きさ比較のために)
シナノキの花を正面から見た大きさ:直径 9-10mm
シナノキのつぼみを横から見た長さ:3-4mm
☆今まで,コマルハナバチのメスをクマバチだと勘違いしていました。
例年,このシナノキにはハチが多く集まっていますが,昆虫に詳しくないので,黒いもふもふしたハチは「クマバチ」だと思い込んでいました。
観察し始めて5年以上経った今年,クマバチではなくコマルハナバチのメスだということに気づきました。
☆シナノキの花に集まるハチは,他にも数種おり,私には同定できないものばかりです。
ときおり,スズメバチの仲間やアシナガバチの仲間も飛来し,撮影も観察もひやひやしながら,でも,この時期の一大イベントを楽しんでおります。
夏至前のシナノキ・シーズンは梅雨時の楽しみになっています。
※コマルハナバチと似ているハチに,クロマルハナバチがいるそうです。
見分け方は「腹部の毛の状態(立ち方?)」などで,私には同定できそうにないので,発生時期からコマルハナバチとしています。
★本ブログにあるシナノキに関連する記事
シナノキ:花
https://trees-wild-flowers.blog.ss-blog.jp/2018-05-28
異形葉:シナノキ・シラカシ(植栽)
https://trees-wild-flowers.blog.ss-blog.jp/2011-07-08
ヘラノキ:果実(シナノキ・果実との大きさ比較)
https://trees-wild-flowers.blog.ss-blog.jp/2017-01-27
※ほか,シナノキに関連する記事は,記事最後のタグ[シナノキ]をクリックすると記事タイトルがリストアップされます。
〈了〉