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ツリバナ:冬芽 [▲樹木]

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【2011年4月03日】03 April 2011
Euonymus oxyphyllus
winter bud

冬芽(葉芽か花芽かは不明)。
1枚目:全体
2枚目:頂芽
3枚目:側芽

この枝の太さは直径2mm程度。
細い枝に直立不動のようにぴったりくっついて,細く,長く,とがった冬芽が特徴的です。
枝もスマート,冬芽もスマートです。
冬芽が付く間隔は離れ気味で,まばらで寂しく感じますが,花時のことを考えるとこの間隔でちょうどよいのでしょう。

(芽鱗のふちが,透明になっていて,ミョウガ "Zingiber mioga" のつぼみのようです。)

☆2011年の春は遅めの進行です。
ここに載せた冬芽はまだ展開していませんが,同じ個体の他の枝では,冬芽の先がほころんで展葉がはじまりそうでした。

☆ツリバナは千葉では普通種です。
私が普段歩き回る地域では,幼苗が数個対しか見つからないような場所があるかと思うと,5kmも離れていない場所では群生していたりします。
幼苗の個体が多い場所は乾いた雑木林がメインの暗めの環境,
開花株が多い群生場所は明るい林縁で近くに谷津田か大きめの湿地があります。
ただし,谷津田近くの林縁環境でもツリバナが見つからない地域もあります。