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ハンノキ:冬芽 [▲樹木]

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【2011年01月18日】
Alnus japonica

ハンノキの梢です。
この時期は,昨年の果実(楕円の球体。種子はすでになくなっている)と雄花(枝先に数個ぶら下がっているひも状のもの)が目立ちます。


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【2011年01月15日】
Alnus japonica
冬芽(枝先全体)
枝先から枝元に向かう方向順に,雄花→雌花(2つ)→葉芽…が見えます。


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【2011年01月15日】
Alnus japonica
雄花。
花粉を飛ばす前です。


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【2011年01月15日】
Alnus japonica
雌花。
枝先の雄花が目立ちますので,かなり小さな雌花はよく見ないとわかりにくい存在です。
葉芽と違って,表面にぽつぽつと赤っぽい突起があります。


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【2011年01月15日】
Alnus japonica
葉芽。

枝先から枝元に向かって,雄花,雌花がついていて,最後に葉芽が付いています。
雌花は,雄花と葉芽の間に1つだけではなく,複数個がついている枝もあります。

☆ハンノキの花粉症
スギやヒノキの花粉症は有名ですが,スギよりも早く花粉が飛散するハンノキやイヌシデも花粉症の原因です。
早い年では,1月初旬からハンノキの花粉が飛散しているようです(千葉市の場合)。
スギ同様,ハンノキとイヌシデの花芽も例年よりかなり多くついていますので,スギ花粉飛散前でも花粉症の症状はひどくなりそうです。
(スギ花粉にだけ反応するかたは大丈夫です。私はハンノキ,イヌシデ,スギ,ヒノキ…と,いろいろ反応します)