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ヤマボウシ:冬芽 [▲樹木]

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【2011年02月10日】
Benthamidia japonica
Cornus kousa -->synonym
Buds

昨年の果実が残る枝先のようす。
枝先は3つまたに枝を出していることが多いようです。
黒くしなびた果実の直径は15mm-20mm。
完熟果実はもう少し大きいのだろうと予測します。


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【2011年02月10日】
Benthamidia japonica
Buds (flowers and leaves)

花芽(と葉芽)。
ナミダ型になっているのが花芽。
二等辺三角形のトンガリ帽子型になっているのが葉芽。
どちらも黄土色の短い毛がたくさん生えています。
どちらも芽がつく枝先は濃いワインレッド色になっています。
形状も独特で,芽の横につく葉痕が真上を向いていて,芽が台座に乗っているような感じです。
その台座の横には三角の切れ込み▽が入っています。


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【2011年02月10日】
Benthamidia japonica
Buds (leaves)

葉芽。
葉芽直下の枝には▽の切れ込みが見えます。
(切れ込みと言うよりも,両側についていた葉の葉柄が根元だけを残して落葉した痕跡でしょうか)


☆千葉県中央部でのヤマボウシの個体数はあまり多くはありません。
それでも,昔からある林にはいると出会えます。
〈了〉