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イヌシデ:樹皮-01 [▲樹木]

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【2011年2月09日】9 Feb. 2013
Carpinus tschonoskii
Bark

成木の樹皮。
この個体は幹の直径が30cm程度でした。
白とグレーのアミ&縞もようが特徴です。
アカシデに比べて,縞の幅が太く,白い部分とグレー部分のコントラストがはっきりしています。


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【2011年2月09日】9 Feb. 2013
Carpinus tschonoskii
Bark

老木の樹皮。
この個体は幹の直径が50cm程度でした。
主幹のシマ模様は崩れてきていますが,上部の太い枝にはくっきりしたシマ模様が見えています


_DSC5781-88.jpg
【2011年2月09日】9 Feb. 2013
Carpinus tschonoskii
Bark

上記老木と同じ(直径50cm程度)個体の根元付近。
特徴的なしま模様の樹皮がはがれ落ちています。
老木すべての根元がこのような樹皮ハガレを起こしているわけではありません。
落ち葉が積もっているような雑木林の内部では根元が落ち葉で保護されているためか,根元付近もシマ模様の樹皮が残っています。
農道脇に生えていて,根元が露出するような環境では根元の樹皮が傷むようです。

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【2013年2月02日】2 Feb. 2013
Carpinus tschonoskii
Bark

直径20cm程度の成木。
環境は,根元も落葉に埋もれ,腐朽菌なども豊富な土壌でした。
ただ,昨年までアズマネザサのヤブになっていた暗い雑木林だった場所のせいか,樹皮にコケ類が生えていました。

☆イヌシデは千葉県(南部を除く)の雑木林における代表的な構成樹種です。
里山近くの雑木林では,樹種存在率として70-80%はあると思えるほど多い樹種です。
イヌシデはかなり個体数が多いのに対してアカシデはかなり少なく,私の歩き回る千葉県中央付近で自生のアカシデは1個体確認できているだけです。