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ヤマコウバシ:冬の葉・芽 [▲樹木]

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【2013年2月04日】4 Feb. 2013
Lindera glauca
Leaves

葉表

ヤマコウバシの多くは,冬のさなかでも落葉せずに,茶色く,かたくなったままで,枝についています。
春先の柔らかい葉とは全く硬さが違い,バリバリした感触で,枯れ葉とは言い難い丈夫さです。


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【2013年2月04日】4 Feb. 2013
Lindera glauca
Leaves

葉裏

葉の裏にはまだ白いロウ質のようなものがついていることもあります。ロウ質が取れている葉もあります。
葉裏の主脈には白く光る細い毛が目立ち,側脈と葉裏全体にも同じ毛がまばらに見えます(画像右下,葉の縁から飛び出して見えている毛)。この毛が少ない葉もあります。
(画像をクリック→拡大表示)


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【2013年2月04日】4 Feb. 2013
Lindera glauca
Buds

葉が無い枝もありますが,落葉したというよりも,一番力がかかる弱い部分で折り取れてしまったように,葉柄を残してちぎれています。
(2枚目の画像が白トビしていて見にくいことをお許しください)
春になって葉が展開する頃には,この葉柄(と葉の一部)の残骸も無くなっています。


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【2013年2月02日】2 Feb. 2013
Lindera glauca

冬の広葉樹の林内でのようすです。
クヌギ,コナラ,イヌシデ(千葉県中央部でのおなじみ樹種)の林,葉のない姿の木々の中でヤマコウバシだけが茶色い葉っぱを見せていて,目立ちます。
※この雑木林は,下草刈り,適度な樹木伐採などがなされている管理された雑木林です。管理されていない雑木林では,スギやヒノキが多かったり,樹木が混み合っていて木々が落葉する冬期も暗く,いい画像を紹介できません。

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〈了〉