SSブログ
*Copyright* Copyright of all images belong to YOSHIKAWA Halco. No part of this blog may be reproduced, without the prior written permission of the copyright owner.

リンドウ:花 [△草花]

_DSC4611-01.jpg

_DSC4624-33.jpg
【撮影:2010年11月06日】
Gentiana scabra var. buergeri
Gentiana scabra var. orientalis-->synonym

自生地がかなり少なくなってきているリンドウですが,ぽちぽち,と,ススキ野原に咲いています。
晴れていて,陽が当たる間だけ花が開きます。
曇りの日や夕方には閉じてしまいます。
ひとつの花は,1日だけではなく,何度か(何日か)開いたり閉じたりして咲いているようです。

センブリ:花 [△草花]

_DSC4593-33.jpg
【撮影:2010年11月06日】
Swertia japonica
Ophelia japonica-->synonym

個体数がかなり少なくなってきているセンブリですが,あまり人通りの無い草原で地道に繁殖しています。
葉や茎をかじると,確実に苦みが襲ってきます。
この苦みは,冬になって枯れ姿になっても残っています。

晴れていて,陽が当たる間だけ花が開きます。
曇りの日や夕方には閉じてしまいます。
ひとつの花は,1日だけではなく,何度か(何日か)開いたり閉じたりして咲いているようです。
(この性質はリンドウと同様)

ヒキヨモギ:結実(枯れ姿) [△草花]

_DSC4234-01.jpg

_DSC4232-01.jpg

_DSC4238-88.jpg

_DSC4243-88.jpg
【撮影:2010年10月06日】
Siphonostegia chinensis
結実

1枚目:草原でヒキヨモギだけが灰黒色に変わっているようす。かなり目立ちます。白い花を咲かせているのはオトコエシ。
2枚目:除草剤などで枯れたわけではなく,結実が進むとこのようになります。
3枚目:実のようす。細長い,縦縞模様の筒の中に種子が入っています。
4枚目:実のようす(フラッシュによる撮影)。

☆ヒキヨモギは造成地植物(勝手にそう呼んでいるだけで,植物用語ではありません)だと思います。
千葉県内の他の自生地も,宅地造成地予定の放置草原に自生しています。
造成地には呆れるほど繁茂しているのですが,自然度の高い地域ではまだ観察できません。

★本ブログにあるヒキヨモギ関連記事★
ヒキヨモギ:葉+花
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2010-10-28

ヒキヨモギ:種子
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2011-03-04

〈了〉


共通テーマ:趣味・カルチャー

ヒキヨモギ:葉+花 [△草花]

_DSC3042-88.jpg

_DSC3041-88.jpg
【撮影:2010年04月25日】
25 April 2010
Siphonostegia chinensis
芽生え

1枚目の画像,右にある枝はクズ(直径1cm程度)。
2枚目では,乾燥した赤土にも適応している様子がわかります。
ヒキヨモギの芽生えは赤く,小さく,柔らかい白い毛に覆われ,かわいらしいものです。


_DSC3459-88.jpg

_DSC3456-88.jpg

_DSC3454-88.jpg
【撮影:2010年06月01日】
01 June 2010
Siphonostegia chinensis


成長するに従って,赤い色素は失われていきます。
成長途中には,個体の下部が赤,上部が緑色の美しいグラデーションとなることが多く,これも見所と言えます。
3枚目のように,クズ,オトコエシなどと競るように繁茂しています。

この自生地では,観察して4年ほど,変わらずに繁茂しています。
半寄生植物ということなのですが,マメ科植物が多い乾燥した赤土造成地を好んでいるようです。


_DSC3959-88.jpg

_DSC3960-88.jpg

_DSC3959-882.jpg
【撮影:2010年08月17日】
17 Aug. 2010
Siphonostegia chinensis


梅雨が明けると咲き始めます。
花を撮影した8月中旬は,そろそろ花が終わりかけていました。


★本ブログにあるヒキヨモギ関連記事★
ヒキヨモギ:結実(枯れ姿)
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2010-10-28-1

ヒキヨモギ:種子
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2011-03-04

〈了〉


共通テーマ:趣味・カルチャー

クララ:未熟果実+葉 [△草花]

_DSC3803-88.jpg
【撮影:2010年07月18日】18 July 2010
Sophora flavescens

未熟な果実

実付きの良いクララにはなかなか出逢えないと思っていたら,いつも行く観察地のちょっとはずれに,すごい群落がありました。
きっちり舗装された路側帯付きの大きな道路の歩道の際(きわ)。
歩道の向こうが調整池になっているためか,元もと生えていたクララが残っていたのでしょう。

あまりよい写真ではないけれども,葉の写真も載せておきます。


_DSC3804-88.jpg
【撮影:2010年07月18日】18 July 2010
Sophora flavescens



★本ブログにある関連記事★
クララ:果実(かなり未熟)
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2013-07-03

クララ:花+つぼみ-02
https://trees-wild-flowers.blog.ss-blog.jp/2013-06-24

クララ:葉
https://trees-wild-flowers.blog.so-net.ne.jp/2013-06-23

*記事の最後にある[タグ]欄の「クララ」をクリックすると,クララ関連の記事タイトルがリストアップされます。

〈了〉


共通テーマ:趣味・カルチャー

ワルナスビ:花 [△草花]

_DSC3600-88.jpg
【2010年06月24日】
Solanum carolinense

帰化植物。
花の色は,白のほかに紫色もあります。
毎年2色が群生する場所に行きましたが,今年は株数が少なく,白い花の株だけでした。

タチツボスミレ:花 [△草花]

_DSC2849-01.jpg
【2010年04月03日】
Viola grypoceras

野山でごく普通に会えるスミレ・タチツボスミレ。
この個体はうち捨てられた谷津(やつ)の崖に群生していました。

フデリンドウ:花 [△草花]

_DSC3048-01.jpg
【2010年04月26日】
Gentiana zollingeri

標準的な大きさではなく,大きめのフデリンドウです。
花冠の直径が3cm前後あります。
普通は雑木林の中の,乾いた枯れ草の間からちょこちょこと顔をのぞかせています。
このデカイ・フデリンドウは,雑木林の横にできた乾燥した赤土の造成地で,朝から昼過ぎまでガンガン陽の当たる環境にたくさん生えていました。